Huluで見た!「朱蒙」第72話のあらすじと感想

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朱蒙を72話まで見ました。

あらすじ

玄菟城を落とし、漢と扶余の連合軍を破った朱蒙率いるタムル軍と卒本が、戦後の整備をしてゆくのがこの72話の内容です。

漢の貴族ファン大人を見つけると、流民達は恨みを晴らすために殺そうと意気込みますが、朱蒙は殺さずにとらえた捕虜と漢に捕まっている流民達の交換を提案します。

テソの婦人ヤンソルランも扶余に無事に帰すなど、この会も朱蒙の温情作戦が炸裂します。

感想

朱蒙の人格にまたしても関心しました。

だいたいの場合、妻も子も奪われたとしたら、恨みを晴らしたいと思うのは人の情と言うもの。

そして、このドラマに登場する一般の人達は基本的に、やられたらやり返すという思考パターンを繰り返します。

ところが、朱蒙はそこが違う、自分の父親を殺したテソでさえも恐らく最終的に殺さないのではないかと思います。

ココが一般の人と「王」となる人との器の違いなのでしょう。

「流民と捕虜を交換する」という発想は、恨みの感情があってはなかなか出てこないです。

出てきても実行できないでしょう。

しかし、より大きな視点を見つめて、ビジョンを見つめる事でそれを実行しているのが朱蒙です。

大義のために私情を忘れる、、

というと陳腐な表現かも知れませんが、この朱蒙の行動は色々な視点から見て、より良い選択肢をとるための教訓となります。

私達の人生においても、活かせるものです。

今はビジネスにおいてもWin-Winという言葉が一般化しています。

ウィン・ウィンを考える場合は、なかなか発想が出てこないような第三の案が必要なことが多いです。

それは、ただ自分の感情に引っ張られるだけでなく、相手の立場を理解してゆくことも大切です。

「理解してから理解される」というのは、「人を動かす」とか「7つの習慣」等様々な書籍でも語られているところです。

このドラマが史実通りではないですし、架空のドラマではありますが、朱蒙もこの辺りのパラダイムを持っていたのではないかと思うほどです。

相手を理解するというよりも朱蒙の場合、大きなビジョンを持つからこそ、第三の案が生まれるという事かもしれません。

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