韓国ドラマ「百年の遺産-ククスがむすぶ愛-」第44話あらすじと感想

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「百年の遺産」第43話「苦労してここまで来たが別れ?私はそうはできない!」
(日本のタイトル「真実」)

第44話のあらすじ

すべての事実を知ったセユンは苦しむ。

トンギュとセユンは混乱の心にソルジュを邪険にし、ソルジュは悲しさに涙を流す。

ギオクは、カンジンが買って来た豚足とマッコリのにおいを嗅いで吐き気をもよおす。

ジュリがリリースしたグリーンククスで重金属が検出され、パン会長は、首の後ろをつかんで倒れる。

セユンはチェウォンと何があっても結婚するとチェウォンに告げる。

トンギュは、この結婚をやめないなら、父子の関係を切ると言う。

パン会長は、警察に捕まる。

第44話の感想

ソルジュの苦悩に同情してしまいました。

その時、魔が差したのかもしれませんが、ソルジュは今30年前に戻っても同じ選択をすると言っていました。

なので、ソルジュのセユンに対する愛情は深いのでしょう。

カトリックの信者であるなら、聖母マリアとか神様の愛、特に母親の愛がいかなるものかを真剣に考えるはずです。

院長修道女は、神様の前にあり得ない行動としてソルジュのことを「泥棒」と評価していましたが、その時ソルジュが行き着いた愛情の表現方法が自分で育てるという行動だったと思います。

つまり、正常心ではなく、子育てに対して放棄しそうなチュニに任せなかったというのもただの自己中心的な行動ではなかったのかも知れず、一種の愛情表現だったかも知れないと思うのです。

なので、人倫道徳的にあり得ない行動をとることが、必ずしも良心に反するものではない場合もあるということを思います。

言葉を変えて言うなら、通常一般的に「悪」とされる行為が、場合によっては「善」になることもあり得るということです。

この場合、善悪で計り知れない人の感情が交錯しているため、非常に複雑な状態となっていますが、その複雑な人間ドラマを描写することで、私達に「人間の愛とは?」という深いテーマに目を向けさせてくれます。

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